私も職場へ社会人初めての18歳の若い男の子が来ました。
とても元気に挨拶してくれる爽やかでイケ面な彼が大好きです。
簡単な仕事しか出来ませんが一生懸命で誰よりも丁寧に仕事をこなしてくれます。
見た目はわかりませんが、知能に問題がある障害者と同僚の先輩から聞かされました。
またもや上司は彼が障害者だと言う事を誰にも伝えずに
朝礼でも
「今日から簡単な仕事を担当してもらう〇〇君です。」
としか聞いてないし・・・
結局彼は一生懸命でしたが、酷い肉大労働を連勤で強制され、私が大丈夫か聞くと・・・
「腰が痛くて動けません。しんどいです。」と言いました。
その後は仕事中トイレに1時間ひきこもったり頻繁にするようになりました。
7時間勤務の内、多い時は3時間位は仕事せず、トイレや食堂へ逃げてしまいます。
健全な人でも1時間続ければ肉体的にキツイ作業なのに
障害者の社会勉強だからって上記の仕事を7時間も強いるのは納得いかない。
私は彼を気遣い、彼に「大丈夫?休んで・・・私がかわりに仕事片付けておくから・・・」
彼は私には心を開いてくれて色々な過去をお話してくれました。
そんな彼の過去の話からして彼はご両親の「怒り方、叱り方」により病気になったと確信しました。
私はそんな彼に私の想いを伝えました。
「働いてお金を頂くのは大変だと今回で分かったよね?」
「でもね、キミには今ここで働いている人みたいに、上司や先輩に怒られないように働く・ただ時間に追われて仕事を片付ける・・・そんな人になって欲しくないの。」
「あのね、身体無理して働いて身体壊したら心も壊れるの。」
「あとはね、職場で怒られてばかりだと心が壊れて身体も壊れてしまうの。」
「だからキミは色々な職場で勉強して、通いたくなるような職場・会って休憩時間におしゃべりが出来る人がいて何でも相談出来る先輩がいるような職場に行きたくなる・仕事って楽しいって思える職場を見つけてね」
そしたら彼は・・・
「ボクは今この瞬間だけメチャクチャ嬉しいです。今日はお昼ご飯沢山食べれそうです。」
と私に最高の笑顔を見せてくれました。でも今月末で辞めますが私は彼を今後も応援してます。
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